中国:観光地はウンコの山
観光地にウ○コの山・・すさまじき中国トイレの実態
新華社江蘇:南京市にある紫金山(中山陵観光区)北麓桜駝村登山道入り口付近には、面積にして10平方メートル足らずの屋外トイレがある。
このトイレは用をたすための穴が男用女用に1つづつ掘られたごくごく簡単なもので、その穴を囲むレンガの壁は人の背丈の半分ほどしかない。
しかしあなどるなかれ、このトイレ、地元の登山愛好家の間では知らない人はないというほどすごい人気をほこるトイレなのだ。
その人気は、トイレの前に毎日できる長蛇の列を見ればわかる。
ではなぜ、こんなに小さくて使いづらそうなトイレにこれほど人が殺到するのか。
それは、このトイレを逃すと1800段の階段を上り山頂にたどり着くまで用をたせるトイレが他にないからだ。
桜駝村登山道に足を踏み入れ4-5分歩くと、このトイレを見つけることができる。
地元の登山愛好家のこのトイレに関する評価はこうだ。
「晴れの日は人を持ち上げられるほどのハエが群がり、雨の日はまったく足の踏み場がない」。
トイレまで十数メートルの距離まで近づくと、強烈な臭気が鼻をつんざく。
トイレに入り用をたすための穴をのぞくと、大量の大便や紙が山のように積みあがり、汚水は溢れまったくもって近づくのがためらわれるような状況だ。
先日、国慶節の長期休暇中にここを訪れた時、トイレの入り口には5-6人の登山客が順番を待っていた。
彼らは鼻を押さえ、その臭気にもだえるような表情をしていた。
「このトイレ扉もないのよ。男用、女用の標識も良く見えないし、誰か知り合いに外で見張っててもらわなきゃ、とてもじゃないけど用なんてたせないわ」。
順番を待っていたある女性はこんな風に話していた。
この山をよく訪れるという元教師の楊さんは次のように話してくれた。
「この登山道は、毎日1000人以上が歩いてます。休みの日の登山客はこの倍くらいになりますね。
こんな粗末なトイレ1つだけじゃ、とてもとても足りませんよ」。
以前、トイレに行きたかったのに長蛇の列で長時間待たされ大変な目にあったという楊さん、今は登山前はあまり水を飲まないようにしているという。
楊さんによれば、状況を知らない地元以外の登山客は悲惨だという。
「昨日なんか、広東省から来たっていう若い人が顔中汗まみれになってこらえているようでしたよ」と楊さんは話した。
中山陵観光区管理局の関係者は次のように話している。
「昨年登山道を整備したとき、このトイレはすでに作られてから相当の時間が経ってました。
どんな人、どんな機関が作ったものなのかすぐには分からない状況です。
ですが登山客が増えている昨今、このトイレを拡充するか、もしくは登山道に別のトイレを作るか、管理局は実地調査をしたうえで検討するつもりです」。
管理局は、観光客からの意見も十分考慮して対策を決めるとしている
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( 横浜 )
